2006年『一日千笑、苦あれば楽あり』手記

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現在は切り絵作家として活躍している星先こずえですが、昔は「なにげなく目が合う、ということがない。大きな声で名前を呼んでも返事をしないのに、小さい声での語りかけに振りむくときがある。ちょっと目を離すと、長い距離を瞬間移動のように動き、迷子になってもまったく平気」という子どもでした。何かおかしい、と感じて病院に連れていって受けた診断結果は「自閉症」。障害児への理解や情報が少なかった時代に、我が子を観察することと、決してあきらめないということを武器に、取り組みを続けました。そして、次の一歩、次の一歩と進むうちに、いつの間にかこずえは大学を卒業していました。本書は、彼女の乳幼児期から大学生までの成長を振り返ったエッセー風の手記です。

詳細データ:
出版社 株式会社くもん出版
発売日 2006年9月25日 第1刷発行
著者 星先薫
寸法 A5判(縦21.0cm×横14.8cm)
ページ数 120ページ

「はじめに」より抜粋:
 恵子(仮名・こずえのこと)は、大学生になりました。すでに最終学年になったというのに、彼女が大学生であるという現実が、未だに夢のようです。
 でも恵子は、相変わらず成長を続けています。文学を熱く語り、絵画を前にして立っておれないほど感動し、音楽や映画を楽しみ、そのうえ友人を気づかいながらリーダーシップをとっているのです。指さしたところを見てくれない、声をかけても振りむかない、言葉も発せずに走り回っていたあの幼い恵子が、奇跡の成長をとげてくれました。
 21歳になる恵子の成長は、ほかの子どもたちとくらべることなく、恵子にとって次の一歩、その次の一歩と登ってきた結果です。その途中で、突然の奇跡が起こったわけではありません。つねに次の一歩を目指して取りくむことで、まずは目の前の一歩を獲得してきた、ということの積み重ねです。

尚、この商品の売り上げの一部は、NPO法人コミュニケーション・アートへ寄付します。

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